ブログ

2012.07.06

尿失禁の診断1

お天気がすっきりしませんね。

システムの問題か、ブログ入力がしばらくできず、久しぶりのブログです。

以前お話しました女性の尿失禁の診断方法です。本日は診断その1、です。
 
尿の検査はまず尿の性状を見ることから始まります。糖、蛋白は出ていないか、出血はしていないか、炎症は起こしていないか…..。膀胱炎でも失禁は起こることがありますし、尿検査をすることで慢性腎不全や尿路の悪性疾患が見つかることもあります。
 
次に排尿の状態を把握しなければなりません。いったいどれくらいの量がどれくらいの勢いで出て、残尿はどれくらいなのか。またそれは正常なのか?そこで行われるのが尿流量測定と残尿測定です。検査専用のトイレに排尿することで、機械がその流れを計測します。以前はこれがトイレ???としか言いようのない検査機械の上にまたがって排尿しなくてはならず、緊張と違和感のあまり、普段とは異なる排尿状態となり、正しい診断を下せないということがありました。
(初めて見たとき、私はイヤでした・・・・)
当院ではそのようなことを避けるため、TOTO製のトイレを導入しました。さすがトイレを長年製造してきたメーカーです。全く普通の洋式トイレです。が、そこで排尿するとみごとに排尿量、尿の勢いがグラフになって表示されます。完全な洋式トイレですので、普段の状態と同じように排尿でき、正しい診断をするにも非常に有効です。
 
尿流量測定が終われば、その後残尿測定です。残尿は当院ではエコーで行っています。この検査で残尿が多いと診断され、かつ尿失禁があるようなら溢流性(いつりゅうせい)尿失禁の可能性が高く、まず残尿を減らすように投薬が始まります。残尿感というのはあくまで「感覚」であり、本当に残っているかどうかは検査しないとわかりません。
 
なお前述の尿流量測定は男性の前立腺肥大症の診断でもよく使用されます。ちょっと尿が出にくいかな?、という方がいらっしゃれば、一度是非検査を受けてみてください。
 
次回は診断その2、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の診断についてお話いたします。

2012.06.29

自転車往診

今日は非常にいいお天気です。

今日から往診(専門的には訪問診療)が始まります。

街中なので自転車での往診です。

白衣で自転車に乗り、芦屋の街を走るのは、ちょっぴり恥ずかしいですが・・・

日焼け止めを塗ってがんばります。

ちなみに自宅に医師が診療に伺うことを『往診』というイメージがありますが、専門的には、

診療所に来ることができない方に臨時で伺うのが『往診』、定期的に伺うのが『訪問診療』といいます。

2012.06.28

主婦の健診受診率は4割・・・

今朝の情報番組で主婦の健診受診率は4割ということが話題になっていました。

働いていると年に1回は健診をうけるのですが、働いていないと、なかなか機会がないのかもしれません。

一人のときはあまり考えなかったのですが、主婦になると、しんどいときでも自分が家のことをしなければならないのです・・・

当たり前のことですが、これって、結構、つらいときもあります。

ましてや、自分が倒れたら、子どもの世話は誰がするの?という心配まであります。(夫の世話もですが・・・)

ということで、健康が一番です。私も、健診受けなきゃ・・・と思いました。悪いところは早めにメンテナンスせねばなりません。人間も機械と一緒でメンテナンスすることで丈夫に長持ちかな?と思います。

私は太りやすいのですが、結婚前に運動で10Kgのダイエットに成功し数年維持していましたが、結婚後ブクブクとリバウンドしてしまいました。これではいけないということで、最近、週1回のプール通いを始めました。1回1km泳ぐことを目標にしています。 もう少ししたら1.5Km 泳げるようにと目標をあげていきたいものです。

ダイエットに成功したときは週2回の筋トレ+プール500mと週1回のプール1kmを半年通ってだつたのですが、さすがに今は時間的に厳しいので、まずは週1回頑張ります。結果についてご報告できる日が来るといいのですが・・・

2012.06.26

女性の尿失禁について

先日、骨盤底筋体操についてお問い合わせをいただきましたので、今日は女性の尿失禁についてのお話です。

女性の多くは大なり小なり尿失禁の悩みを抱えているといわれています。出産を経験され
た30歳代女性の約半数、出産を経験しなくても40歳代になれば半数以上の女性に失禁を認
めるようです。でも実際に病院を受診される方はほんの数パーセントです。

失禁には主に大きく分けて腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流(いつりゅう)性尿失禁の3種
類があります。もちろん多少これ以外のものもありますし、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁
が重なった混合性尿失禁というものもあります。

女性で最も多くを占めるのが腹圧性尿失禁で、咳をしたり立ち上がったりすることで起こ
る失禁です。これは尿道や膀胱を支える骨盤底筋群が出産や閉経により弱くなることで起
こります。したがって腹圧性尿失禁を自分で改善しようと思えば、骨盤底筋を鍛える「骨
盤底筋体操」という方法があります。ただ正しく施行しないと全く効果がありません。

当院では医師、看護師で正しい骨盤底筋体操を指導していきます。土曜日に泌尿器科専門医が
来院しておりますが、男性ですので、女性に相談する方がいい、という患者様は何曜日でも結構ですので
私にご相談ください。指導する看護師も女性ですし、月~金は女性スタッフのみでの運営です。

尿失禁はどのタイプのものなのかしっかり診断することが治療上大事です。

後日、診断の方法についてお話していきます。また腹圧性尿失禁が骨盤底筋体操で良くならない場合どうするか、これに関しても説明していきます。

2012.06.25

ぜんそくのお話4

今日は朝、にわか雨がありましたが、なんとかお天気はたえている感じですね。

昨日はお天気だったので王子動物園へ行きました。

おなかに子どもが入っているカンガルーの実物を見ることもでき、大人も楽しめました。

さて、今日は気管支拡張剤についてお話しましょう。

ドラマなどでぜんそく発作のときに小さなプラスチックの吸入器から『シュッ』と吸い込むシーンが時々あります。

発作のときに使う吸入、まさに、昔からある短時間型の気管支拡張剤です。

根本的な治療ではなく、対症治療のお薬です。吸入することで気管支をぱっと広げて呼吸を楽にするのです。

ただ、この吸入器に頼りがちになると・・・危険です。

基本的には1日に最高4回程度までと決められていますが、繰り返し、時間も空けずに使用することでぜんそく発作が止まりにくくなってしまうこともあります。こうなると、なかなか止まらず、入院になるほどの呼吸困難になることもあります。

また、お薬の作用点が心臓にもあるためにどきどきしたり、人によっては不整脈が出てしまうこともありますので、注意は必要です。

近年、この気管支拡張剤に長時間型が発売されました。

これは貼り薬と吸入器があります。貼り薬は赤ちゃんから使え、ぜんそくだけでなく気管支炎のときにも使用しますので、ご存知の方も多いのではないかと思います。

貼り薬は1日1枚、吸入は現在発売されているものは1日2回吸入することで呼吸を楽にしてくれる優れものです。

この長時間型を使用することで短時間型の使用回数は減った、もしくは要らなくなった方もたくさんいらっしゃいます。

数年前まではステロイドの吸入器と長時間型気管支拡張剤の吸入器と発作用時の短時間型気管支拡張剤の吸入器と吸入器をいくつももっておられる方がいらっしゃいました。

数年前にステロイドと長時間型気管支拡張剤の合剤の吸入器が出てからは1つ吸入器を減らすことができた方も多いと思います。

数年先にはこの合剤を短時間型同様に使うようにもできるお薬がでるという話もあり、そうすれば吸入器の手持ちをひとつ減らせるかもしれませんね。既存の薬でもその使い方がOKになればそういう日も近いかもしれません。

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