2021.06.17
2021年6月19日は泌尿器科診察は休診です。内科は通常通り診察いたします。
2021.06.12
※本日2021年6月12日はご予約が多く、密になるため、当日予約、飛び込み診察への対応はできません。
大変申し訳ございません。
2021.06.10
個別接種が始まります。
タイトルのとおりなのですが。
先週から集団接種に出務しております。12日以降は芦屋市の集団接種も加速していくことになります。
最初は集団接種への出務も個別接種の人数も多くはできないかな・・・という考えでした。
通常業務に発熱外来、一応、主婦でもありますので・・・
そんな私の考えを変える出来事がありました。
宿泊施設のオンコール当番医をしていますが、変異株の検出が増え始めたころからの宿泊施設の状況が大変厳しくなったのです。宿泊施設で酸素吸入を開始されて流量も日々増えるのに、オンコール当番医から入院要請の指示が出て数日たっても入院できない方がいらっしゃいました。一部報道で酸素飽和度が70%台でないと入院できないというものを見て、「70%台・・・苦しすぎる・・・ありえない」と信じられない気持ちでしたが、オンコールでの相談対象のかたがまさにその状態だったのです。当院でも在宅酸素療法をされている患者さんがいらっしゃいますが適応は酸素飽和度が90%に到達しない方です。80%台でも苦しいのに70%台・・・陸でおぼれている状態です。これまで勤務医時代にたくさんの呼吸不全状態のかたを担当させていただきましたので70%台という状況を嫌というほど見ています。さらにショックだったのは、その方が65歳以上の年齢層のかたではなく重症化しにくいという年齢層で自分に近い世代の方だったということでした。
通院中の患者さんの周りの方で新型コロナ感染で亡くなられた方のお話や人工呼吸器管理をされている重症者の方のお話を耳にすることが5月から急に増えました。
今回のワクチンは新しいワクチンですので、使用開始から短く、十分な時間でのメリット・デメリットの検証ができていないことは事実ですし、それを不安に思う方がいらっしゃることも理解できます。
でも。
変異株の状況や現時点でこれと確定した治療薬もない今の状況では、生き残るために、今現時点で自分ができる方法はワクチン接種しかないというのが現実です。あと数年すれば特効薬ができるかもしれません。でも、それまで生きることができていればの話です。それまでに死んでしまったら・・・どうしようもありません。自分が生き残るために私はワクチンを接種しました。このワクチンの将来がどうであっても「反省はしても後悔はしない」というこれまでの自分の考えを、「今を生きる」という自分の気持ちを、大切にします。そして、私を支えてきた「あきらめない」という信念を大切にしたいと思います。医師として『今』できることと考え、精一杯、ワクチン接種の仕事をしようと思います。
今年の年末には忘年会をしたいねとスタッフと話しています。少しでも早くこれまでの生活に戻れるよう微力ながら頑張りたいと思います。「誰かがしてくれる」ではなく「自分がやる」という思いです。
集団接種への出務や個別接種の人数を増やすことで、患者さんに待ち時間等でご負担をかけることになることがあるかもしれません。発熱外来に続き、大変申し訳ありません。ただ、この状況がずっと続くわけではなく、しばらくの間と考えておりますので、ご理解いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
2021.03.31
本日で現在の形の発熱外来は終了とさせていただきます。(時間を短縮し検査はこれからもできる体制にはしております。)
約5か月の間、ご協力いただきありがとうございました。この5か月間に思ったこと、感じたことを書かせていただこうと思います。
スタッフの協力もあり、内科開業医として今できることという思いで発熱外来を始めました。
感染対策の動線確保のため、一般診療の時間短縮、完全予約制を行いました。
患者さんから、このことについての厳しいご意見をいただいたこともありました・・・
長年通院されていた患者さんでいらっしゃらなくなった方も・・・
駐車場に防護衣を着て向かう際に冷ややかな視線を感じることも・・・
正直な気持ちとして、「やらなければよかったんじゃないか・・・」と思うこともありました。何度も、何度も。
発熱外来を始めることを決める前、主人に「発熱外来を始めることで、スタッフがいなくなるかもしれない。家族に風評で迷惑をかけることになるかもしれない。こどもはいじめられるかもしれない。これまで来てくれていた患者さんが来なくなって、患者さんが減って・・・閉院しなきゃならなくなるかもしれない・・・でも、私の専門は呼吸器内科だし、開業せず勤務医だったら、たぶん最前線で仕事していたと思う。一緒に働いていた同僚は医師も看護師も最前線で働いている。私にできることってここで発熱外来することぐらいなんだと思う。最悪、閉院覚悟するから、それで閉院になっても後悔はしないから・・・やっていいかな・・・?」と相談しました。主人は「・・・やったらいいやん。まあ、なんとかなるやろ」と。言い出したら聞かない私のことですから、相談というよりは『宣言』だったんだと思います。ですが・・・県の指定医療機関になったとき、最初の芦屋市内での指定医療機関に手を挙げた医療機関の数があまりにも少なく(当院含めて確か1桁でした・・・)、私の決断は正しかったのだろうか不安になり、夜眠れなかったことは忘れられません。(その後手を挙げる医療機関が増えて、少しホッとしました。)
そんな思いで始めましたが、くじけそうになったことは何度も・・・
でも、患者さんが「ここで検査してもらえて助かる。ありがとう。」「調子悪いときどこに行けばいいのかわからんかったから、助かる。」「大変やけど、先生頑張ってね。」「先生が体大切にしなあかんよ。」などなど、感謝や温かい励ましのお言葉をいただいたことが、私の支えとなりました。ありがとうございます。本当に嬉しかったです。もう少し、がんばれそうです。
残念ながら、現在も兵庫県の感染状況は厳しく、4月から発熱外来を縮小することを掲示した翌週から発熱外来への相談や受診数が増えてきているのは事実です。さらに増えることがあれば再度発熱外来の時間を増やさなければならないかもしれません。その際には、また患者さんにご迷惑をおかけすることになるかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。
遅れているワクチン接種も当院でできるように準備をすすめています。幸いにも当院は処置室も待合室も比較的広く、窓もしっかり開く構造となっていますので、今まで以上に感染対策をして頑張りたいと思います。よろしくおねがいいたします。
2020.12.21
年末年始休診予定
12月29日(火)~2021年1月3日(日)
※しばらくの間、現金のみのお取扱いとなります。システム更新のためキャッシュレス決済はご利用いただけません。ご注意ください。